昨日退院まじかの住宅改修のご相談の件で伺いました。
もうすぐ退院なので手すりをつけてください!病院にも言われました!!
普通の業者さんであればいわれたように急いでつけることもあると思います。
しかし・・・・
手すりはついていればよいでしょうか?
ケースバイケースで急いでつけなければいけないこともあるとは思います。
ただ、この方は入院が長引いていて今までの動きと同じことができないと思われました。
人間は個人差があり、手の長さや握力・動線などみな違います。
それを踏まえてつけなければ意味がないと思うのです。
ケアマネージャーさんやリハビリの方とご相談したり、外出の許可を頂いて1時間くらい
おうちでの動きを確認しながら進めることをご提案して、快諾してくださいました。
もちろん補助金が使えたらそれを踏まえたご提案にしたいと思います。
手すりにこだわらなくても、杖や歩行器で室内を移動される方もいらっしゃいます。
手すりは一つの手段でしかありません。手すりを選ぶなら色々な付けかたもあります。
お客様は手すりをつけてほしい!という要望でしたが、その奥にある転倒を防止したい。や自分で移動を楽にしたい!などを細かくくみ取って形にしていく必要があるとおもうのです。
本質は何か?を考えさせられる一コマでした。(汗)